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音叉を使った検査

こんにちは
静岡市駿河区にある耳鼻咽喉科・皮膚科・小児科ほんまファミリークリニックです。

聞こえが悪くなったり、耳が詰まる症状があって受診する患者さんは多くいらっしゃいます。
耳が詰まる症状を引き起こす病気は大きく三つくらいに分かれます。

1、耳垢が詰まっている
2、聴力が低下している。
3、中耳炎などで音の伝わりが方が悪くなっている

などが主ですが、1に関しては耳鏡を用いて耳を観察すると一発でわかりますが
2と3に関しては症状が軽度の場合判断が難しいことがあります。検査がうまくいかなかったときや中耳炎を何度も繰り返して長引いてしまっているときに症状が悪化すると2の様になることもあります。
検査以外に鼓膜所見、症状、鼻の状態、、めまいの有無などをあわせて診断の精度を高めていくものですが

音叉はおでこにあててどちらの耳に音が偏って聞こえるかによって伝音難聴と感音難聴の見極めに非常に役に立ちます。アナログな器械ですが古くから使われている器具というのはとても役に立ちます。