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全国的に小児科医院の経営状況が悪いようです、当院もです

こんにちは静岡市駿河区にある耳鼻咽喉科・皮膚科・小児科ほんまファミリークリニックです。

全国の小児科医院が苦戦しているようです。
コロナ対策として感染予防の取り組みが全国で徹底されているため感染症の流行がほとんど見られず小児科を受診する患者さんが減っているようです。
感染症が抑制できていることは非常に喜ばしいことだと思いますが
先日、日本小児科医会という全国の小児科医院をまとめる会から「小児科消滅阻止に向けた要望」とういものが出されました。
特に緊急事態宣言がでた8都道府県のクリニックは経営的な打撃が大きくコロナをきっかけに閉院するクリニックも出ているようです。

診療科目によって影響の大小はあるようですが次から次へといろいろな問題が出てくるものです。

小児の予防接種は感染症の抑制のために実施していますが、感染症が抑制されると小児科のクリニックの経営がたちゆかなくなるというのは何とも言えない心境です。
小児科がいかに普段感染症の患者さんを診察しているかを痛感します。
感染症のコントロールと小児科の経営は相反するものがありますのでなかなか声をあげづらいところではあります。
当院も例にもれず経営状況の悪化はみられますが
自営業は何事も自己責任でありますので、このような状況になったのは仕方がないことだなと半分あきらめているところです。
なんとか地域の医療に貢献できるように頑張りたいと思っています。