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嗅覚障害についてその2

こんにちは静岡市駿河区にある耳鼻咽喉科・皮膚科・小児科ほんまファミリークリニックです。

コロナの流行に伴い後遺症である嗅覚障害が注目されています。

嗅覚障害というのはにおいが分からなくなることですが
嗅覚障害の原因で最も多いものとして慢性副鼻腔炎が上げられます。
慢性副鼻腔炎による嗅覚障害は2通りのパターンがあります。
・鼻の粘膜が腫れたりポリープによってにおいを感じる部分にがふさがってしまいにおいの成分が物理的に届かなくなるタイプの嗅覚障害
・においを感じる嗅神経自体がダメージを受けるタイプの嗅覚障害
慢性副鼻腔炎の診断のため内視鏡検査やレントゲン検査などを行いにおいを感じる嗅裂が閉塞していないか確認します。
点鼻薬や内服治療をメインに治療を進めていくことになります。
嗅覚障害の治療には何が原因で嗅覚障害を起こしているのか特定することが大切です。