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嗅覚障害についてその3

こんにちは静岡市駿河区にある耳鼻咽喉科・皮膚科・小児科ほんまファミリークリニックです。

風邪を引いた後ににおいが分からなくなることがあります。
嗅覚障害の原因で2番目に多いのが感冒後の嗅覚障害です。

感冒後の嗅覚障害はウイルスの感染によりにおいを感じる嗅細胞がダメージを受けることで嗅覚障害をきたします。

中高年の女性に多く発症しますが、中高年の女性に多く生じる理由はまだわかっていません。
鼻内を観察しても特に異常はなく内視鏡検査、レントゲン検査でも異常がないのが特徴です。
風邪を引いた後ににおいが分からなくなるというのが診断の大きな決め手になります。
治療は点鼻薬と内服治療を主軸に進めていきますが嗅覚検査をして全くにおいを感じない患者様でも数か月単位で粘り強く治療を続けていくことで改善することがあります。
嗅覚障害の治療はあきらめずに治療していくことが大切です。