扁桃炎(へんとうえん)
扁桃炎(へんとうえん)
のどの奥にある口蓋扁桃が炎症を起こして腫れてしまう病気です。
繰り返して起こることもあり注意が必要な病気です。
一般的に扁桃腺(へんとうせん)と呼ばれることもあります。
症状
- 発熱
- のどの強い痛み
が主な症状ですが悪化すると呼吸困難を起こすこともあります。
診断
のどの中を直接観察し扁桃が腫れていたり赤い場合は扁桃炎に診断します。
扁桃の肥大が特に強い場合はのどの内視鏡をつかって喉頭まで観察し呼吸困難になっていないか確認します。
溶連菌による扁桃炎の可能性がある場合は扁桃を綿棒でぬぐい検査することで5分ほどで調べることができます。
治療
主な治療としては内服薬・抗生物質(細菌を抑える薬)点滴、処置、ネブライザーがあげられます。
お薬は症状に合わせて処方いたします。ネブライザーはのどに直接薬液を散布し炎症を抑えるのに効果的です。1年に3回以上扁桃炎を繰り返す場合は扁桃を摘出する手術をお勧めしております。
手術の場合は総合病院の耳鼻咽喉科をご紹介致します。