子供の薬の飲ませ方

子供の薬の飲ませ方

薬を嫌がるお子さんを持つ保護者の方へ

色んな種類の薬が存在しますが、どんなに効果のある薬でも飲めなくては意味がありません。
こちらのページでは小さいお子さんが薬を飲む際のアドバイスを掲載しています。
お薬を嫌がるお子さんへの薬の飲ませ方について参考にしてみてください。

歯の生えていない新生児・乳児

・シロップの場合はスポイトを使って口のわきから頬の内側に少しずつ垂らして飲ませます。
・哺乳瓶の乳首を使って少量の水か白湯に溶かした粉薬やシロップを乳首に入れて吸わせます。
・粉薬を少量の水、白湯でシロップに溶かした後団子状に練ってこれを指先にのせて味のわかりにくい頬の内側や上あごに塗りすぐに水、白湯、ミルクなどを与えて溶かします。
・薬をミルクに混ぜるとミルク嫌いになる原因になるため避けましょう。
・与える時間は起きている時間の3等分を目安にしましょう。
 例えば、朝8時/昼2時/夜8時など(大体5-6時間間隔)
・服用時に寝ている時は無理に起こさずに目が覚めてから飲ませて下さい。
・昼寝や就寝前など機嫌が悪くなる時間は避けて機嫌がよい時にあげるように しましょう。

離乳食を食べ始め、スプーンに慣れてきた乳幼児

・粉薬の場合は水や白湯に溶いてスプーンで少しずつ与えて、口直しに水や白湯を与えます。

幼児1歳~5歳

・薬を他のものに混ぜず水や白湯で飲ませる習慣をつけましょう。
・薬をどうしても嫌がる時は本人が納得すれば、何かに混ぜても構いません。
 ☆飲み合わせがいいもの
 バニラアイス、牛乳、シロップ、蜂蜜(ただし1歳未満は禁忌)など
 甘味が嫌いな場合は味噌汁、ポタージュスープ、のりの佃煮など
 ☆飲み合わせが悪いもの
 スポーツドリンク、ジュース、ヨーグルトなど

学童6歳~12歳

・薬の意味が理解できるようになり、薬を飲ませやすくなってきます。
・飲み忘れ、誤飲に気をつけましょう。