老人性紫斑
Senile purpura

老人性紫斑

症状

腕(とくに手首と肘の間)、手の甲、前胸部などにできる暗い赤紫色の斑です。通常は痛みはありませんが、時には痛いこともあります。

原因

軽くぶつけたり、掻いたりすることで毛細血管が破れ、出血することで起こります。老化で血管がもろくなることが主な原因ですが、抗凝固薬の服用、糖尿病などの要因があると起きやすいです。

治療と予防

・数週間で消えますので特別な治療は不要ですが、褐色・黄色の跡が残る場合があります。
・内服薬が影響している場合、薬の変更など主治医と相談が必要です。

一言アドバイス

他の病気と鑑別するため、出血傾向の有無の検査が必要となる場合があります。