でべそ(臍ヘルニア)
でべそ
でべそ(臍ヘルニア)は放置していても1歳までに80%が自然治癒するといわています。
おおきいヘルニアの場合には臍の皮が余ってしまったり見た目が悪くなってしまうことあります。
でべその治療法として圧迫法を行っています。
圧迫法
固定の方 法は色々あります。ここではその一例を紹介します。薬局等で手に入るもので行うとよいでしょう
用意するもの:ガーゼor綿球、テープ、防水フィルム
①ガーゼを折って、おへそを押し込む
お臍周りの皮膚を縦に真一文字によせ、
上からテープで固定する
防水テープをはる
注意)
固定は長くても1週間程度で交換しましょう
圧迫は確実に行ってください
かぶれた場合は、数日テープの使用を控え皮膚が正常に戻ってから固定を再開しましょう
意外にビニールテープがかぶれにくいようです。色々試してみましょう。
圧迫法のメリットデメリット
<メリット>
・自然放置より短い期間でよくなる(3ヶ月で90%が改善するといわれています)
・形がきれいに治る
<デメリット>
・固定のテープによる皮膚やお臍のかぶれをおこすことがある
その他
圧迫が有効なのは生後6か月頃までとされています。
圧迫でも改善しない場合は外科的な治療が可能です。
紹介が必要な場合はご相談くさい。