花粉症・アレルギー性鼻炎レーザー治療
★レーザー治療は完全予約制です。★
WEB予約でレーザー治療の予約を取ってご来院ください。
「耳鼻咽喉科」の予約ではなく「レーザー治療」の予約ですのでお間違えの無いようお願いいたします。
予約には当院の診察券が必要となります。
新規の方はまずは受診して医師の診察を受けてください。
こんな方に特にオススメしています
- 一年中鼻づまりに悩んでいる
- 即効性を求めている
- 薬が効きづらい
- 妊娠中、授乳中で薬を避けたい
- 飲み薬を減らしたい
- 舌下免疫療法とあわせて治療したい
レーザー治療の対象
小学1年生以上
スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤなど花粉症全般
ホコリ、ダニ、カビ、イヌ・ネコアレルギーなどアレルギー全般
レーザー治療へのこだわり
鼻づまりがひどくなって鼻が完全に閉塞してしまった経験はないでしょうか。鼻呼吸ができなくなると息苦しい・集中できない・つらい、とにかく絶望的な状態になってしまいます。
アレルギー性鼻炎や花粉症の治療はいろいろな進展を見せていますが、いまだに決定的な治療を見いだせていないというのが医学の現状です。
当院では内服薬、点眼・点鼻薬、漢方薬、舌下免疫療法など様々な角度からアレルギー性鼻炎、花粉症の治療に取り組んでいます。その中でも特に力を入れて取り組んでいるのが花粉症、アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療です。
多くの施設で実施されている花粉症のレーザー治療ですが当院で現在のレーザー治療の体制になるまでには何度も試行錯誤を繰り返して参りました。
レーザー治療の開始当初は診察室のイスに座りながらレーザー治療を行っておりましたが処置中に緊張して気持ち悪くなる方がいらっしゃったためにイスにすわるのはやめてベッドで寝ながら処置をするようになりました。
こうすることによって気分が悪くなった場合もこのまま安静に横になっていられます。
横になって処置をするようになってからは気分が悪くなる方はほとんどいなくなりました。
小さいお子様がレーザー治療を受ける場合、横になったままの方がお子様も安心していられますしスタッフが頭を抑えるのも最小限で済みますのでお子様自身の緊張や負担も少なくなります。それ以来治療を途中で中断した患者様は一人もいません。
耳鼻咽喉科で鼻の手術をする際には患者様があおむけになった状態で手術することが一般的です。横になった状態だとお鼻の中までしっかり把握でき奥まで見えやすくなっているため結果的にレーザー治療による効果が得られやすくなります。
レーザー治療の際には前処置として鼻内の痛み止めの麻酔を行っています。その際に使用する麻酔は鼻の粘膜の痛みを取る薬と鼻の粘膜を収縮して奥の方まで見えやすくする薬を併せて使用します。これらのお薬を染み込ませたガーゼをお鼻に挿入するのですが以前は50cm程度の細長いガーゼを使用してましたが25cmほどの長さにし折りたたんだ状態で数枚挿入することでより効率的に痛み止め効果が得られるようになりました。ガーゼ挿入の際の麻酔薬があふれることも減りましたので化粧崩れを気にされる女性にもよさそうです。
現在使っているレーザーの機械を採用するまでにはいろいろなタイプの機器を見比べてみました。以前使用していたものはアームが90度の関節が複数あるタイプのレーザーの機器でした。これはもともと鼓膜切開をレーザーで行うための機器で先端に専用のアタッチメントをつけてレーザー照射するのですがアームに複数の関節がありカクカク動いて90度にレーザーを反射させながら使用するタイプのものだったので角度の微妙な調整が難しかったためにもっとフレキシブルなアームのタイプがないかと探していたところ見つけたのが現在使用しているこの機器でした。
現在使用しているタイプのアームはワイヤーのようにくねくね動かせるのでどんな体勢でも無理なく照射をおこなえます。
レーザーの先端からは赤いライトガイドが出て実際に照射する部位を確認しながらレーザー照射できます。先端チップの角度は45度のタイプをメインで採用しております。以前は90度の真横に曲がるタイプのレーザーを使用していましたがより細かい操作をおこなう場合、鼻の奥の部分に関しては45度の方が調整しやすいためこちらを採用しております。下甲介の後方が内側に落ち込んでいる方の場合は90度のタイプが焼灼するのには適しています。照射部位や鼻の曲がり具合などに応じて使い分けをしています。
非常に細かいところですがこのような細部のこだわりがレーザー治療の効果を大きく分けるポイントだと思っております。
当院では事前にご予約いただければ初診のその日にレーザー治療を実施できる体制となっております。市外・県外など遠方からレーザー治療を希望して来られる患者様も多くおられますが何度も受診をしていただく必要はありません。レーザー治療を行って問題なければその1日だけで治療終了となります。普段の花粉症の処方はかかりつけのクリニックで受けてレーザー治療のみ当院で行うという形でも大丈夫です。
レーザー治療を受けたあとの調子がいいので毎年レーザー治療を受けたいと受診していただくリピーターの患者様も多く、非常にうれしく思っております。
レーザー治療を受けることで少しでも症状が緩和され日々の生活が快適になることを願っています。患者様の症状が緩和され内服薬や点鼻薬の使用が減ることで経済的な面でも皆様のお役に立てると考えています。
何かご不明なことがございましたらいつでもご相談ください。
レーザー治療の流れ
レーザー治療後の効果判定の際の基準になります。
レーザー治療が2回目以降の方は前回の検査との比較を行います。
鼻詰まりがひどい人はこの時点で苦しくて検査ができないことがあります。まずは検査してみましょう。
レーザー治療の処置の中でガーゼを鼻の中に入れる処置が一番のつらいところになります。
小さいお子さんでもガマンできる処置ですができるだけ痛くならないように工夫しています。
鼻をかむとガーゼが出てきますので鼻をかまないようにお願いします。
時間になり準備ができましたらスタッフがお部屋に案内します。
クツを脱いでベッドに横になっていただきます。
レーザー治療は左右あわせて5分程度で終了します。鼻毛が多い場合はカットすることがありますが事前にご自宅で鼻毛を切ってきていただけると治療がスムーズに終わります。
効果
時間が経つと効果が弱くなることがありますが、繰り返し行えば効果が蓄積されて効果的です。5年ほど効果が持続しますが年に1回程度定期的に照射すると良い効果が期待できます。
花粉症であれば花粉が飛ぶ前の夏から春にかけて1~2回行うと最も効果的です。鼻炎がひどく2回行う場合は半年程度間隔をあけて行うことをお勧めしております。
レーザー治療をご希望の方はスタッフ、医師にご相談いただくかインターネットでのご予約をお願いしております。
料金
花粉症・アレルギー性鼻炎レーザー治療
両鼻レーザー照射
すべて保険適応です(患者様3割負担)。
診察料は別途かかります。
料金
約9,000円
保険診療ですので日本全国同じ費用となります。
静岡市内のお子様の場合はこども医療制度を使えますので18歳まで費用は500円となります。
レーザー治療できない人
・鼻の内部の軟骨がが大きく曲がっていて奥がみえない方
・鼻の処置をいやがりあばれてしまうお子さん
治療後のご案内
鼻の処置やネブライザーで鼻の中の炎症を抑えます。
鼻水に少し血が混じりますが正常な経過ですのでご安心ください。心配な場合はお問い合わせください。
レーザー後も鼻炎症状が強い場合は再度レーザー治療をお勧めすることがありますので鼻づまりがひどい場合はご相談ください。
よくある質問
複数回レーザーをすると効果が出やすいです。レーザー後の炎症が収まってからのほうが良いため間隔を半年くらいあけることをおすすめしています。
注射などの針は使用しません。スプレーの麻酔をしたのちに鼻に細いガーゼを詰めて麻酔します。そのためお子様でも比較的楽に治療がうけられます。局所麻酔のため眠気は出ませんので自動車の運転には影響ありません。
事前にインターネットでご予約いただければ初診の方でもレーザー治療可能です。先に問診票の記入や保険情報の登録を行うため少々お時間をいただく場合がございますので少し早めにご来院ください。
お酒を飲むと鼻がはれてしまうので1週間はお酒を控えてください。
レーザー当日はシャワーのみにしてください。血流が良くなるとはれてしまうことがあります。翌日からはokです。
当日は避けてください。翌日からはokです。
レーザー当日は筋トレや激しい運動は避けてください。翌日からはokです。
水泳は比較的激しい運動と思われますので当日は避けてください。翌日からはokです。
事務作業などであれば問題ありません。
大丈夫です。特に制限はありません。鼻水にすこし血が混じることがありますが心配ありません。
1時間ほどで麻酔の効果が終わりますがほとんど痛みはありません。念のため痛み止めを処方しますので痛い場合は痛み止めを使用してください。
基本的にありません。においの神経の部分にはレーザーが当たらないためです。下甲介という部分の粘膜にレーザーを照射します。
わずかににじむような出血がみられることはありますがほとんど出ません。レーザー後1週間くらいは鼻水に鼻血が混じることがありますが自然な経過ですのでご安心ください。
はい、大丈夫です。基本的に両鼻同時にレーザー治療を行います。
当院では小児から治療の対象になります。当院では5分くらいじっと座っていられる6歳くらいから治療できます。
花粉の飛散大量飛散時期はレーザー治療できません。
大丈夫です。妊娠・授乳中は花粉症の症状が強く出ることが多く使える薬も限られています。レーザー治療することで症状を抑え薬の使用を抑えることができます。
当院では二酸化炭素レーザーを採用しています。
症状改善率は80%程度とされています。
麻酔に20分程度かかります。両鼻のレーザー治療にかかる時間は5分程度です。
即効性がありますので効果はすぐ出てきますがレーザー直後はかさぶたなどがつくため一時的に鼻くそなどが詰まりやすくなります。1週間程度で鼻のかさぶたがとれて鼻の通りが改善されてきます。
レーザー治療の効果は数年で弱くなってきますのでその際は追加でレーザーを行うことをお勧めします。年に一回くらいレーザーを行うと効果が出やすいようです。
基本的に治療後の通院は必要ありませんが人により通院が必要と判断した場合は診察の際にお伝えします。かさぶたなどで鼻が詰まる場合は一度診察にいらして下さい。かさぶたを除去して鼻内をきれいにします。
現在は月曜日と火曜日と水曜日と金曜日にレーザー治療を行っています。事前にインターネットでのご予約をお願いします。
授乳中も問題なく施術できます。授乳中の方は内服薬に制限があるためレーザー治療をお勧めしています。
当院では5歳から治療を可能です。お子様の方が鼻が狭く鼻炎の時には鼻詰まりが生じやすくなります。レーザー治療はとくに鼻詰まりによく効きますのでお子様にこそおすすめしております。
受給者証が使えますのでお住まいの地域により異なりますが静岡市の場合は18歳未満であれば500円となります
当院のでレーザー治療には市外の方も多く来院されます。焼津市、藤枝市、富士市、三島市、沼津市から来られる方が多いようです。
はい、大丈夫です。普段の通院はかかりつけの耳鼻咽喉科さんで、当院ではレーザー治療だけ行う方もおられます。
はい、大丈夫です。全身麻酔ではなく局所の麻酔のため眠気などは出ないため術後にふらふらするということはありませんので運転しても問題ありません。
申し訳ありません。麻酔薬にアレルギーがある方はレーザー治療できません。
当院で実施しているレーザー治療はキシロカインという麻酔薬をガーゼに浸して鼻の粘膜に麻酔を行います。このキシロカインというお薬は一般的によく使われる麻酔薬ですが歯医者さんなどでもよくつかわれます。歯医者さんでの治療で麻酔薬でアレルギーが出たことがある場合はレーザー治療の麻酔薬でもアレルギーを起こす可能性があり危険ですのでその場合はレーザー治療はできません。
レーザー直後は鼻のかさぶたや鼻炎で1週間程度は鼻詰まりが出やすくなります。鼻詰まりがひどい場合は鼻掃除をしますので受診するようにしてください。
レーザー直後はにじむような出血が出る分には自然な経過ですので問題ありません。鼻水に少し血が混じるくらいでは問題ありません。