ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)
Staphylococcal burn-like skin syndrome
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)
症状
口や目の周りやわきの下などにびらんやかさぶたが出現し、発熱します。
全身に痛みのある赤いブツブツが出る場合もあります。一見正常そうな皮膚もこすると剥けたりします。乳幼児に多くみられます。
原因
黄色ブドウ球菌という細菌が出す毒素による全身中毒性反応です。
治療と予防
治療は、入院が必要になることが多く、抗菌薬の点滴や内服と水分補給などで全身管理を行います。
一言アドバイス
「新生児剥脱性皮膚炎」という別の名前もあり、6歳くらいまでの乳幼児に多いですが、成人も罹ることがあります。