子宮頸がんワクチン HPVワクチン
子宮頸がんワクチン HPVワクチン
当院で使用しているワクチン
HPVワクチンには二価のものと四価のものがありますが当院では四価ワクチンのガーダシルでの接種を行っています。
筋肉注射になるので痛みが伴います
対象年齢
静岡市では小学6年生から高校1年生までが公費対象となりますので無料で接種できます
当院では二種混合ワクチンと同じタイミングで接種することをお勧めしています
予約方法
接種当日の持ち物
・母子手帳
・予防接種予診票(当院でご用意があります)
・接種シールは必要ありません
接種スケジュール
HPVワクチンは全部で3回接種します
1回目接種
↓(2か月)
2回目接種
↓(4か月)
3回目接種
自費接種をご希望の方へ
高校2年生以上の方の場合は予防接種は自費接種となります
当院では自費接種の方の接種は実施しておりません。
子宮頸がんについて
子宮頸がんの多くは若い女性に発症します
日本では毎年約10000人の女性が子宮頸がんにかかり3000人が死亡しています
子宮頸がんのウイルスヒトパピローマウイルス(HPV)は性交により感染するため初交前の年代で予防接種を行うのが最も効果的です
子宮頸がんワクチンについて
過去に予防接種の有害事象に関しての報道がされ国内での混乱をきたし調査のため2013年6月に積極的な接種の勧奨が一時中止されました。
その後実態把握や解析ワクチン接種後の相談体制が整備されました。痛み、運動障害、不随意運動などの症状が報告されましたが同様の症状はワクチンを接種していない同じ世代の男女にも同様に認められており因果関係は立証されていません。
子宮頸がんワクチンの接種が公費対象であることを知らない保護者様も多くおられますが小児科学会や産婦人科学会では積極的な接種を勧奨しています。
日本では若い女性の子宮頸がんがふえてきています。定期検診とワクチン接種が女性にとって大切となっています。